💤 睡眠薬「デエビゴ」「マイスリー」の副作用とやめ方|薬に頼る前に知っておきたいこと
「眠れない夜が続いてつらい…」「睡眠薬を使っているけど、このままでいいの?」
そんな不安を抱える方へ。不眠症治療に使われる代表的な睡眠薬「デエビゴ」と「マイスリー」について、副作用・やめ方・薬の選び方を薬剤師の視点で丁寧に解説します。
✅ この記事でわかること
- 💊 睡眠薬「デエビゴ」「マイスリー」の作用の違い
- ⚠️ それぞれの薬に見られる副作用と注意点
- 🔄 睡眠薬をやめるときに起こる反跳性不眠の対策
- 📝 自分に合った薬の選び方のポイント
- 🌿 睡眠薬に頼らない生活を目指すための具体的な工夫
🌙 睡眠薬の種類と特徴|まずは仕組みを知ることから
睡眠薬と一口に言っても、作用の仕方は大きく異なります。
それぞれの薬が「どんな不眠に効くのか」「どんな人に向いているのか」を知ることで、納得して使うことができます。
🔹 デエビゴ(レンボレキサント)
- 分類:オレキシン受容体拮抗薬
- 作用:覚醒を促すオレキシンをブロックし、自然な眠りを促す
- 持続時間:7〜8時間(中途覚醒・早朝覚醒にも対応)
- 特徴:依存性が少なく、比較的新しいタイプの睡眠薬
🔹 マイスリー(ゾルピデム)
- 分類:非ベンゾジアゼピン系(GABA作動薬)
- 作用:脳の活動を抑えて寝つきを良くする
- 持続時間:2〜3時間(寝つき特化)
- 特徴:即効性が高く、短時間型。依存性や副作用に注意が必要
⚠️ よくある副作用と注意点|使う前に知っておきたいリスク
| 副作用 | デエビゴ | マイスリー |
|---|---|---|
| 翌朝の眠気 | あり | あり |
| 頭痛・悪夢 | 時にあり | まれにあり |
| 健忘・もうろう感 | 少ない | 多い |
| 寝ぼけ行動(異常行動) | 少ない | 報告あり |
| 依存性 | 低め | 高め(長期使用で注意) |
悪夢はどちらの薬でも起こる可能性がありますが、特にデエビゴで報告されることが多い印象です。
オレキシン系の作用が「夢の質」に影響するためと考えられており、リアルで不快な夢を見ることで睡眠の満足感が下がるケースもあります。
一方、マイスリーでは「もうろう状態」や「記憶が曖昧になる」副作用が目立ちます。
夜中に無意識で行動してしまう「寝ぼけ行動(異常行動)」も報告されており、家族が気づいて初めて判明するケースもあります。
副作用は個人差が大きいため、「自分に合っているかどうか」を見極めることが大切です。
不安な症状が出た場合は、すぐに医師や薬剤師に相談しましょう。
🔄 睡眠薬のやめ方|反跳性不眠を防ぐためにできること
「薬をやめたら眠れなくなった…」という声は少なくありません。
これは反跳性不眠と呼ばれ、薬に頼っていた睡眠リズムが一時的に崩れることで起こります。
✅ 安全な減薬のステップ
- 医師と相談しながら徐々に減量する
- 睡眠衛生の見直し(寝室環境・生活リズム)
- 認知行動療法(CBT-I)など非薬物療法の併用
- 不安が強い場合は心理的サポートも活用
薬を減らすタイミングでは、生活習慣の改善やストレスケアがとても重要です。
「薬をやめる=我慢」ではなく、「薬を減らす=眠れる力を育てる」と考えると前向きに取り組めます。
📝 どちらの薬が自分に合っている?|症状と生活スタイルで選ぶ
- ⏰「寝つきが悪い」→ マイスリーがおすすめ
- 🌅「夜中や早朝に目が覚める」→ デエビゴが効果的
ただし、年齢・体質・他の病気・生活リズムなどによって最適な薬は異なります。
自己判断せず、医師や薬剤師に相談することが安心につながります。
🌿 睡眠薬に頼らない生活を目指すには?|日常の工夫がカギ
- 🌞朝日を浴びて体内時計をリセット
- 🍵カフェイン・アルコールを控える
- 📱寝る前のスマホ使用を控える
- 🛏️快適な寝具・室温の調整
- 📓寝る前に日記や感謝リストを書くことで心を落ち着ける
💬「眠れない日があるのは自然なこと」と受け入れることも、睡眠改善の第一歩です。
✨まとめ|薬と上手につき合うために
睡眠薬は、つらい不眠を和らげる強い味方です。
しかし、副作用や依存のリスクもあるため、「使い方」と「やめ方」の知識がとても大切です。
🌱薬に頼りすぎず、生活習慣や心のケアを整えることで、本来の眠る力を取り戻すことができます。
「眠れないこと」だけに目を向けず、「眠れる環境づくり」に目を向けてみませんか?


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