2026年の制度改正では、乱用のおそれがある一部の市販薬について販売時の確認が強化されます。必要な薬を適切に入手するため、購入者側も「誰が使うか・症状・他店での購入状況」を説明できるようにしましょう。
この記事のポイント
- 自己判断による薬の追加・中止を避ける
- 成分、持病、併用薬を確認する
- 危険サインがあれば早めに医療機関へ相談する
何が変わるのか
新たな「指定濫用防止医薬品」では、若年者への販売や大容量・複数個の購入などについて、薬剤師等による確認と情報提供が重視されます。すべての市販薬が買いにくくなるわけではなく、対象成分を含む製品で安全確認が強化される仕組みです。
購入時に確認されること
使用者の年齢、症状、購入目的、同じ薬を他店で購入していないか、現在使っている薬などを尋ねられることがあります。質問は販売を妨げるためではなく、重複使用や依存・過量使用を防ぐためです。
安全に購入するポイント
外箱だけでなく成分欄を確認し、家族分をまとめて買う場合も使用者を伝えましょう。せき止め、かぜ薬、鼻炎薬などは成分が重複しやすいため、お薬手帳や服用中の薬が分かるものを提示すると確認がスムーズです。
相談・受診の目安
短期間で繰り返し必要になる、決められた量で効かない、眠気や動悸などが出た場合は追加購入を続けず薬剤師や医療機関へ相談してください。呼吸困難、意識障害、けいれんなどは救急受診が必要です。
購入前に確認したいポイント一覧
| 確認項目 | 理由 |
|---|---|
| 誰が使用するか | 年齢や持病により使用可否が異なるため |
| 同成分の購入状況 | 重複・過量使用を防ぐため |
| 併用薬 | 成分重複や相互作用を確認するため |
薬剤師へ伝えると購入がスムーズになる情報
症状が始まった時期、これまでに使った薬、持病、妊娠・授乳、運転予定をまとめて伝えましょう。商品名ではなく成分を基準に確認することが、安全なセルフメディケーションにつながります。
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よくある質問
ネットでも購入できますか?
対象製品でも販売要件を満たすサイトでは購入できますが、質問への回答や情報提供が必要になる場合があります。
対象成分はどう見分けますか?
商品名では判断せず、外箱の成分表示と販売時の説明を確認してください。
薬剤師が購入前に確認する順序
使用者、症状が始まった時期、使用中の薬、同じ成分を含む製品の購入状況、運転予定の順に確認します。質問に正解・不正解はありません。安全に使える製品か判断するため、分かる範囲で伝えてください。
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まとめ
2026年の市販薬販売制度改正を薬剤師が解説。指定濫用防止医薬品の対象、購入時の確認、ネット販売、家庭での安全管理を整理します。 個別の判断に迷う場合は、薬剤師または医療機関へご相談ください。
参考資料
情報確認日:2026年8月13日。制度や製品情報は変更されることがあります。この記事は一般的な情報提供を目的とし、診断・治療の代替ではありません。
